お‐け【桶/麻笥】
《2が原義》 1 (桶)細長い板を縦に円形に並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。「手—」「洗い—」 2 (麻笥)紡いだ麻糸を入れる容器。檜(ひのき)の薄板を曲げて作る。「娘子(をとめ)らが—...
おけ‐がわ【桶側】
1 桶の側面の板。 2 「桶側胴」の略。
おけがわ【桶川】
埼玉県中部の市。もと中山道の宿場町。東京のベッドタウン化が進んでいる。人口7.5万(2010)。
おけがわ‐し【桶川市】
⇒桶川
おけがわ‐どう【桶側胴】
鎧(よろい)の胴の一。鉄板をはぎ合わせ、桶に似るところからいう。
おけ‐どう【桶胴】
太鼓の一種で、桶のように板をつないで作った胴の両端に、馬革を張って紐(ひも)で締めたもの。全長約35センチ、直径約20センチ。民俗芸能・歌舞伎下座(げざ)音楽に用いる。
桶(おけ)な物(もの)打(う)ち開(あ)けたような
あけっぴろげで隠し立てをしないようす。「とんと—お心」〈浄・宵庚申〉
桶(おけ)な物(もの)打(う)ち明(あ)ける
⇒桶な物打ち開けたような
おけはざま【桶狭間】
愛知県豊明市の地名。→桶狭間の戦い
おけはざま‐の‐たたかい【桶狭間の戦い】
永禄3年(1560)、織田信長の領内桶狭間に陣取った今川義元を、信長が奇襲して破った戦い。信長の天下統一の第一歩となった。