アイソタイプ【isotype】
模式標本のうち、ホロタイプと同時に採集され、重複してつくられたホロタイプ以外の標本。副基準標本。
あかし‐げんじん【明石原人】
明石市西八木海岸で、昭和6年(1931)直良信夫(なおらのぶお)によって発見された左側腰骨により、かつて日本に住んでいたと主張された原人。更新世前期のものとされたが、標本が戦災で失われたため、確...
アメリカ‐しぜんしはくぶつかん【アメリカ自然史博物館】
《American Museum of Natural History》米国のニューヨークにある博物館。人類や動植物、自然に関する標本や模型を数多く展示する。1869年開館。スミソニアン博物館群の一。
アロタイプ【allotype】
模式標本のうち、ホロタイプと異なる性別の個体の標本。別模式標本。
えき‐しん【液浸】
1 水溶液や薬剤の液体に浸すこと。または浸したもの。→液浸標本 2 顕微鏡で、試料とレンズの間を、レンズとほぼ屈折率が等しい液体で満たすこと。→液浸法
えきしん‐ひょうほん【液浸標本】
防腐や保存のために、アルコールやホルマリンの水溶液につけた標本。剝製と違い、内臓などの内部組織も保存できる。
エコルシェ【(フランス)écorché】
美術解剖学で、人体の筋肉を示す標本。
おし‐ば【押(し)葉】
植物を紙などに挟み、押しをかけて乾かしたもの。標本などにする。腊葉(さくよう)。
おしば‐ひょうほん【押(し)葉標本】
押し葉による標本。吸湿紙などに植物を挟み、押しをかけて乾燥させた標本。腊葉(さくよう)標本。
かいか‐び【開花日】
1 その草木の花が咲いた日。 2 気象庁の生物季節観測で、タンポポやススキなど規定の植物の花が咲いた日。多くは標本木を決めて観測される。例えばサクラ(ソメイヨシノ)では、標本木で5、6輪以上の花...