えい‐ゆう【英雄】
1 才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。「—を気取る」「国民的—」 2 「英雄家(えいゆうけ)」の略。「花族も—も面(おもて)をむかへ肩をならぶる人なし」〈平家・一〉 [補説]...
けつら・う
[動ハ四]《「けづらう」とも》 1 ようすや態度を取り繕う。気取る。「我然るべき者と云はれうとてみな—・うたぞ」〈蒙求抄・四〉 2 化粧する。めかす。「㒵(かほ)しろしろと—・ひて」〈浮・旅日記〉
け‐どら◦れる【気取られる】
[連語]《動詞「けど(気取)る」+受身の助動詞「れる」》「気取る1」に同じ。「思惑を—◦れる」
ざいもく‐や【材木屋】
1 材木を売る店。また、材木の売買を業とする人。 2 《「気取る」を「木取る」にかけた俗語で》気取り屋。
すか・す
[動サ五]すまし込む。気取る。「めかし込んで、—・す」「—・した歩き方」
せいぎ‐の‐みかた【正義の味方】
弱者を救い、悪者をこらしめる人。明確な定義はないが、創作された物語に登場するヒーローをさしていうことが多い。「—を気取る」 [補説]昭和33年(1958)から放送されたテレビ番組「月光仮面」の主...
そぼ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 ふざける。はしゃぐ。「うち—・れたるは、さる方にをかしく罪ゆるされたり」〈源・常夏〉 2 しゃれる。気取る。「今の世の上手におはすれど、あまり—・れて癖ぞ添ひためる」〈源・梅枝〉
ちゃら‐ちゃら
[副](スル) 1 小さな金属片などが互いに触れあったり、他の堅い物に当たったりしてたてる音、またそのさまを表す語。「鍵束を—(と)いわせる」「雪駄(せった)を—(と)させて歩く」 2 多弁なさ...
ばん‐カラ【蛮カラ】
[名・形動]身なり・言葉・行動が粗野で荒々しいこと。わざと粗野を装うこと。また、そのような人や、そのさま。「ハイカラ」に対する造語。「—な学生」「—を気取る」
ひき‐つくろ・う【引(き)繕う】
[動ワ五(ハ四)]体裁を整える。あらたまった態度をとる。気取る。「いつもよりか少し—・った字で」〈堀辰雄・かげろふの日記〉