さわ‐やま【沢山/多山】
[形動ナリ]《「沢山(たくさん)」の訓読み。江戸時代、多く女性が用いた語》数や程度のはなはだしいさま。たくさん。たいへん。「—にかろき奉公人に、大壁六平といへる男あり」〈浮・武道伝来記・四〉
たく‐さん【沢山】
[名・形動] 1 数量の多いこと。また、そのさま。多数。副詞的にも用いる。「—な(の)贈り物」「本を—持っている」 2 数量が十分であること。十分で、それ以上はいらないこと。また、そのさま。「お...
たくさん‐そう【沢山さう】
[形動ナリ]《近世語》いかにも沢山あるように、ぞんざいに扱うさま。「悪い人でも親は親、—に思ったのが今では悔しい」〈浄・浪花鑑〉
だく‐さん【沢山】
「たくさん(沢山)3」に同じ。「子—」