うき‐だい【浮き鯛】
春の大潮のときに、多数の鯛が浮き上がること。また、その鯛。潮流などの影響で水圧が急に減少し、浮き袋の調整ができなくなるために浮く。《季 春》
うき‐ぼり【浮(き)彫(り)】
1 平面に絵・模様・文字などを浮き上がるように彫ること。また、その彫刻。高浮き彫り・薄浮き彫りなどがある。浮き上げ彫り。うけぼり。レリーフ。 2 あるものがはっきりと見えるようになること。「問題...
エスキモー‐ロール【Eskimo roll】
カヌーで、艇が転覆したとき、水中で櫂(かい)を操り体を回転させて浮き上がる技術。
歯(は)が浮(う)・く
1 歯の根が緩む。また、歯が浮き上がるように感じる。「—・いて固い物が食べられない」 2 軽薄な言動に接して、不快な気持ちになる。「—・くようなきざなせりふ」
フロントバンパー‐スポイラー【front bumper spoiler】
自動車のフロントバンパーに取り付け、高速走行時に車体の浮き上がるのを防ぐ装置。フロントスポイラー。→リアスポイラー
ブラジルナッツ‐こうか【ブラジルナッツ効果】
異なる大きさの固体の粒からなる粉粒体に振動を与えると、大きな粒が選択的に浮き上がる現象。名称は、ミックスナッツが入った容器を揺らすと、もっとも大きいブラジルナッツが表面に出てくることに由来する。
ほたる‐で【蛍手】
磁器の素地(きじ)を透かし彫りにし、その箇所に釉(うわぐすり)を充塡(じゅうてん)して焼き上げたもの。光を通して文様が浮き上がる。中国、明代におこった。
ロッキング‐だっせん【ロッキング脱線】
地震の強い横揺れによって起こる列車の脱線。左右の車輪が交互に浮き上がる状態で走行を続けるうちに、車輪のフランジがレールの上面に乗り上げ、脱線する。 [補説]平成16年(2004)の新潟県中越地震...