カヌレ【(フランス)cannelé】
《縦溝をつけた、の意》フランス、ボルドー地方の伝統的な焼き菓子。形は小形の王冠形、外側は焦げ茶色で堅いが、中は黄色でしっとりしている。カヌレドボルドー。
くり‐いろ【栗色】
栗の実の皮のような焦げ茶色。「—の髪」
こがらし‐ちゃ【木枯らし茶】
染め色の名。枯れ葉のような茶色。橙(だいだい)色を帯びた焦げ茶色。
こげ‐ちゃ【焦げ茶】
「焦げ茶色」に同じ。
つるばみ【橡】
1 クヌギ、またはその実のどんぐりの古名。〈和名抄〉 2 1の実またはその梂(かさ)を煮た汁で染めた色。灰汁(あく)媒染して薄茶色、鉄媒染して焦げ茶色や黒色に染める。また、その色の衣服。 ㋐奈良...
はぐろ‐とんぼ【羽黒蜻蛉/鉄漿蜻蛉】
カワトンボ科の昆虫。体長6センチくらい。雄は体が金緑色で、翅(はね)は黒色。雌は体も翅も焦げ茶色。夏季、本州以南の平地の流水にみられる。くろやんま。かねつけとんぼ。おはぐろとんぼ。
ほの‐み・える【仄見える】
[動ア下一][文]ほのみ・ゆ[ヤ下二]かすかに見える。ほのかに見える。「杉林は焦げ茶色の暗さのうちに、もの明るさが—・えていた」〈康成・春景色〉
やつで‐ひとで【八手海星】
ヒトデ科のヒトデ。磯にすみ、直径約10センチ、焦げ茶色で青や白の斑点がある。腕は長く、ちぎれやすいが再生し、7〜10本のものがみられる。房総半島以南に分布。