くす・べる【燻べる】
[動バ下一][文]くす・ぶ[バ下二] 1 くすぶらせる。いぶす。「蚊いぶしを—・べる」 2 《相手に煙たい思いをさせる意から》責めたてる。また、嫉妬(しっと)する。「世間の人がそしらうが、母ぢゃ...
ふすべ【燻べ】
ふすべること。
ふすべ‐がお【燻べ顔】
[名・形動ナリ]嫉妬心のあらわれた顔つき。また、そのそぶり。「若々しき仲らひのやうに、—にてものし給ひけるかな」〈源・真木柱〉
くすべ‐がき【燻べ柿】
⇒ふすべがき(燻べ柿)
ふすべ‐がき【燻べ柿】
渋柿の皮をむいてかまどやいろりの上につるし、いぶして甘くしたもの。くすべがき。
くすべ‐がわ【燻べ革】
⇒ふすべがわ(燻べ革)
ふすべ‐がわ【燻べ革】
松葉の煙でいぶして白く模様を表した革。また、わらの煙でいぶして茶褐色にした鹿革。くすべがわ。
ふすべ‐ぎん【燻べ銀】
硫黄でいぶして濃い灰色にした銀。いぶし銀。
ふす・べる【燻べる】
[動バ下一][文]ふす・ぶ[バ下二] 1 煙がたくさん出るように燃やす。いぶす。くすべる。「杉の枯れ葉を—・べる」 2 煙にあててすすで黒くする。いぶしをかける。いぶす。「銀を—・べる」 3 嫉...