こ‐いし【小石/礫】
小さい石。
こいしかわゆきのあした【礫川雪ノ且】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の文京区小石川付近の料亭から富士山を眺めつつ、雪見酒を楽しむ人々を描く。
ざれ【礫】
細かい石。小石。「—場」
ざれ‐ば【礫場】
山で、細かな小石や砂の多い場所。
たび‐いし【礫】
《「たび」は粒の意か》小さい丸い石。小石。つぶて。「鷺を見て—塊(つちくれ)を拾ひ集めて擲(な)げ打つに」〈霊異記・中〉
たびし‐かわら【礫瓦】
《「たびし」は「たびいし」の音変化で小石の意》取るに足りない者。下賤の者。「—などまで喜び思ふなる御位改まりなどするを」〈源・蓬生〉
たぶて【礫】
小石。つぶて。「—にも投げ越しつべき天の川隔てればかもあまたすべなき」〈万・一五二二〉
つぶて【飛礫/礫】
小石を投げること。また、その小石。「—をうつ」「梨(なし)の—」「紙—」
れき【礫】
1 小さい石。こいし。 2 粒径2ミリ以上の岩石の破片。
れき【礫】
[音]レキ(漢) 石ころ。「礫岩・礫土/瓦礫(がれき)・砂礫・石礫」 [難読]飛礫(つぶて)