おもい・う【思ひ得】
[動ア下二]考えつく。心に悟る。「四人ばかりをへだててゐたれば、よう—・えたらむにても言ひにくし」〈枕・九〇〉
おもい‐およ・ぶ【思い及ぶ】
[動バ五(四)]考えつく。思い至る。「そこまでは—・ばなかった」
おもい‐つ・く【思い付く】
[動カ五(四)] 1 ある考えがふと心に浮かぶ。考えつく。「いいアイデアを—・く」 2 忘れていたことを思い出す。「急用を—・く」 3 思いを寄せる。好意をもつ。恋い慕う。「頗(すこぶ)る付き...
おもい‐よ・る【思い寄る】
[動ラ五(四)] 1 思い当たる。考えつく。「ここまでこじれるとは—・らなかった」 2 心が引かれる。好意をもつ。「わがいとよく—・りぬべかりし事を」〈源・夕顔〉
女(おんな)の知恵(ちえ)は後(あと)へ回(まわ)る
女は知恵の回りが遅く、事が終わってからいろいろと考えつく。