あいさいものがたり【愛妻物語】
新藤兼人監督・脚本による映画の題名。昭和26年(1951)公開。新藤の初監督作。出演、宇野重吉、乙羽信子ほか。
あいぜんかつら【愛染かつら】
川口松太郎の長編小説。昭和12年(1937)から昭和13年(1938)にかけて「婦人倶楽部」誌に連載。医師津村浩三と看護婦高石かつ枝の恋愛を描く。昭和13年(1938)野田高梧脚本、野村浩将監督...
あいのコリーダ【愛のコリーダ】
大島渚監督・脚本による日仏合作映画の題名。昭和51年(1976)公開。若松孝二がプロデュース、崔洋一が助監督として参加。出演、藤竜也、松田英子ほか。昭和11年(1936)に起きた阿部定事件が題材...
あかいつき【赤い月】
なかにし礼による小説。自身の満州からの引き揚げ体験を題材にした作品で、平成13年(2001)刊。本作を原作とするドラマや映画が制作されたほか、平成17年(2005)自身の脚色により舞台化。脚本は...
あかいハンカチ【赤いハンカチ】
舛田利雄監督・脚本によるアクション映画。昭和39年(1964)公開、日活の制作。出演、石原裕次郎、浅丘ルリ子ほか。
あかつきのだっそう【暁の脱走】
谷口千吉監督・脚本による映画の題名。昭和25年(1950)公開。原作は田村泰次郎の小説「春婦伝」で、共同脚本は黒沢明。出演、池部良、小沢栄、山口淑子ほか。第5回毎日映画コンクール撮影賞受賞。
あかにしかきた【赤西蠣太】
志賀直哉の小説。江戸時代に仙台藩で起きた伊達騒動を題材とする。大正6年(1917)発表。昭和11年(1936)、伊丹万作監督・脚本により映画化。出演は片岡千恵蔵、瀬川路三郎ほか。
あくまのロベール【悪魔のロベール】
《原題、(フランス)Robert le diable》マイヤベーア作曲のオペラ。5幕。1831年パリで初演。スクリーブ、ドラビーニュ脚本。ノルマンディー公ロベール1世を主人公とする。
あて‐がき【当て書(き)】
[名](スル)演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。
あて‐こみ【当て込み】
1 当てにすること。期待。「豊印(とよじるし)を—にして、牛屋へやってくる客があっても」〈逍遥・当世書生気質〉 2 演劇などで、客に受けるように、最近のニュースなどを脚本・せりふ・しぐさなどに取...