はっ‐か【薄荷】
1 ㋐シソ科の多年草。湿気のある所に生え、高さ20〜60センチ。全体に芳香がある。茎は四角柱で、長楕円形の葉が対生する。8〜10月、葉の付け根に淡紫色の唇形の小花が群がってつく。葉にはメントール...
はっか‐すい【薄荷水】
1 あらく刻んだ薄荷の葉を蒸留してとった液。 2 薄荷油を砂糖水に溶かした清涼飲料。
はっか‐せい【薄荷精】
薄荷油にアルコールを加えた無色透明の液体。健胃薬に用いる。
はっか‐とう【薄荷糖】
砂糖に薄荷の香りをつけて煮固めた菓子。
はっか‐のう【薄荷脳】
薄荷油の固形成分。無色針状の結晶で、香気が強い。薬用や嗜好用とする。メントール。
はっか‐パイプ【薄荷パイプ】
巻きタバコ用のパイプに似たものに薄荷、または、薄荷糖を詰めたもの。
はっか‐ゆ【薄荷油】
乾燥した薄荷の葉を蒸留して得られる精油。強い香りをもち、主成分はメントール(薄荷脳)。清涼剤や香料として用いる。