えいたん‐ほう【詠嘆法】
詠嘆・感動の意味を表出する表現法。ふつう、感動詞を用いたり、平叙文に助詞「な」「なあ」「よ」「か」「かな」などや、助動詞「けり」を付けたりする。「ああ、すばらしい」「すごいな」「さびしかりけり」...
エクスプレッション【expression】
1 表現。表出。表情。 2 言い回し。語法。
カタルシス【(ギリシャ)katharsis】
《浄化・排泄の意》 1 文学作品などの鑑賞において、そこに展開される世界への感情移入が行われることで、日常生活の中で抑圧されていた感情が解放され、快感がもたらされること。特に悲劇のもたらす効果と...
げん‐けい【元型】
《archetype》ユングの用語。集合的無意識の領域にあって、神話・伝説・夢などに、時代や地域を超えて繰り返し類似する像・象徴などを表出する心的構造。祖型。
そうごう‐げいじゅつ【総合芸術】
各種の芸術の要素が協調・調和した形式で表出される芸術。楽劇・映画など。
てつがくてき‐ゾンビ【哲学的ゾンビ】
言動や社会性の面でも、生理学・解剖学的にも普通の人間そのものだが、内面的な意識を持たないという、思考実験上の存在。 [補説]オーストラリアの哲学者D=チャーマーズが提唱。哲学的ゾンビが、喜怒哀楽...
とうえい‐ほう【投影法】
1 「投影図法」に同じ。 2 意味のあいまいな絵などを見せて解釈させ、表出された傾向を分析して心の内面や性格を診断する方法。ロールシャッハ‐テストやTATなど。投射法。
ぬい‐はく【縫箔】
1 刺繍(ししゅう)と摺箔(すりはく)を併用して布地に模様を表すこと。また、そのもの。 2 1で模様を表出した能装束。主に女役の着付けに用いる。
ミニマル‐アート【minimal art】
1960年代に盛んになった造形芸術。芸術家の自己批判や芸術作品の非人称的外観、単純性を追究し、あらゆる装飾を取り払った「最小限の芸術」により自己表出を試みた。→プライマリーストラクチャー
む‐いしき【無意識】
[名・形動] 1 意識がないこと。正気を失うこと。「—の状態が続く」 2 自分のしていることに気づいていないこと。また、そのさま。「—に足が向く」 3 精神分析学で、意識下の領域、種々の人間現象...