かね‐もち【金持(ち)】
金銭などの財産を多く持っている人。
金持(かねも)ち金(かね)使(つか)わず
金持ちほど、むだな金は使わない。金持ちの多くは、けちだということ。
金持(かねも)ち喧嘩(けんか)せず
金持ちは利にさとく、けんかをすれば損をするので、人と争うことはしない。または、有利な立場にある者は、その立場を失わないために、人とは争わないようにする。
金持(かねも)ち小銭(こぜに)に困(こま)る
金持ちは、多くの財産を持ちながら当座の小銭には不自由する。矛盾していることのたとえ。
金持(かねも)ちと灰吹(はいふ)きは溜(た)まるほど汚(きたな)い
たばこの灰がたまるほど灰吹きが汚くなるように、金持ちは財産が殖えるほど卑しく、けちになる。