きん‐ぐち【金石魚】
ニベ科の海水魚。全長20〜30センチ。体は長楕円形で側扁する。体色は橙黄(とうおう)色で、腹面は特に濃い。渤海(ぼっかい)湾から東シナ海に多く分布。食用。きぐち。
きん‐せき【金石】
1 金属と石。鉱物。また、金属器と石器。 2 きわめて堅く、永久不変なもののたとえ。
きんせき‐がく【金石学】
1 金石文の文字や文章などを研究する学問。考古学と文献史学の境界分野にあたる。 2 鉱物学の旧称。
きんせき‐の‐まじわり【金石の交わり】
《「漢書」韓信伝から》堅く結ばれた交わり。心変わりをしない友情。
きんせき‐ぶん【金石文】
金属や石に刻まれた文字や文章。刀剣・甲骨・土器などに刻んだものを含めることもある。
きんせきへいよう‐じだい【金石併用時代】
考古学上の歴史区分の一。新石器時代から青銅器時代への過渡期にあたり、石器と銅器がともに使用された時代。銅器時代。日本では弥生時代にあたる。