いき‐の・びる【生(き)延びる】
[動バ上一][文]いきの・ぶ[バ上二]死ぬはずのところを助かって命を長らえる。長生きする。「戦火を逃れて—・びる」
砂(いさご)長(ちょう)じて巌(いわお)となる
小石は長い年月を経て大きな石になる。末長く栄えることや長生きすることを祝っていう言葉。さざれ石の巌となる。 [補説]古代の人々は、石は成長すると信じていた。
いちびょう‐そくさい【一病息災】
ちょっとした病気のある人のほうがからだに注意するので、健康な人よりもかえって長生きするということ。
いのち‐ごい【命乞い】
[名](スル) 1 殺されるはずの命が助かるように、頼むこと。「敵に—する」 2 長生きするように神仏に祈ること。「ただ殿の御—をのみ申し思へり」〈栄花・楚王の夢〉
命(いのち)長(なが)ければ恥(はじ)多(おお)し
《「荘子」天地から》長生きすれば、何かにつけ恥をさらすことも多い。
いのち‐ぬすびと【命盗人】
むだに長生きしている人。「兼好が見たらば、—と申すべき婆々(ばば)あり」〈浮・一代男・二〉
えい‐せい【永生】
1 長生きすること。また、永遠の命。 2 「ようしょう(永生)」に同じ。
えん‐じゅ【延寿】
寿命を延ばすこと。長生き。
えん‐ねん【延年】
1 寿命を延ばすこと。長生きすること。 2 「延年舞」の略。
えんめい‐しゅ【延命酒】
薬酒の一種。飲むと長生きができるという。