いち‐ろう【一臘/一﨟】
1 出家受戒後、安居(あんご)を一度終えたこと。これを法臘1歳と数える。転じて、年功を積んだ僧。最上位の僧。→臘(ろう)「金峰山の別当はかの山の—をなむ用ゐける」〈今昔・二八・一八〉 2 蔵人や...
おと‐な【乙名】
《「おとな(大人)2」の意》 1 (「長老」「宿老」とも書く)室町時代、惣(そう)を指導した有力な名主(みょうしゅ)。 2 江戸時代、長崎で町役人の職名。長崎奉行に属し、町内の行政事務を扱った。
かいかくは‐きょうかい【改革派教会】
プロテスタント教会の一。カルバンの神学的伝統を継ぐ教会で、組織的には長老制をとる。
カルバン‐しゅぎ【カルバン主義】
カルバンの主張に基づく、キリスト教のプロテスタントの教義。聖書を最高の権威と考え、組織的な神学を樹立し、厳格な信仰生活を強調。長老派・会衆派・バプテストなどの諸教会に大きな影響を与え、さらに政治...
こくし‐さいしゅ【国子祭酒】
《「祭酒」は、神に酒を供える長老の意》 1 国子監の長官。 2 大学頭(だいがくのかみ)の唐名。
ごけん‐うんどう【護憲運動】
大正期、当時の藩閥・官僚政府を打倒して政党内閣をつくろうとした政治運動。大正元年(1912)長州閥で陸軍の長老桂太郎が組閣したため、政党・新聞記者などが中心となって起こした第一次護憲運動と、大正...
さんろう‐ごこう【三老五更】
中国、周代に、天子が父兄の礼をもって養った長老のこと。天下に孝悌(こうてい)の手本として示された。
し‐かい【斯界】
その道を専門とする社会。この社会。この分野。「—に名を馳せる」「—の長老」
しょじょう‐じしゃ【書状侍者】
禅宗で、師や長老の近くに侍して、往復文書の事務に当たる僧。内記。内史。
しょや‐けん【初夜権】
昔、結婚の際、領主・聖職者・長老などが新郎よりも先に新婦と交わることを公認されていた権利。