ずい‐じん【随身】
[名](スル)《「ずいしん」とも》 1 平安時代以降、貴人の外出のとき、警衛と威儀を兼ねて勅宣によってつけられた近衛府の官人。御随身(みずいじん)。兵仗(ひょうじょう)。 2 神社の左右の神門に...
ずいじんていきえまき【随身庭騎絵巻】
鎌倉時代の絵巻。1巻。平安末期および鎌倉中期の随身の騎馬または徒歩の姿を描いたもの。彩色をほとんど施さない白描画形式で似絵(にせえ)の手法を用いている。一部は藤原信実の手になるとされる。
ずいじん‐どころ【随身所】
院司(いんし)や摂関家で、随身の詰めていた所。
ずいじん‐もん【随身門】
随身1の姿の守護神像を左右に安置した神社の門。この二神は閽神(かどもりのかみ)あるいは看督長(かどおさ)といわれ、俗に矢大臣・左大臣と称される。