き‐し【騎士】
1 馬に乗っている武士。 2 中世ヨーロッパにおける戦士階級の呼称。領主に仕え、武芸・礼節などの修業を通じて、騎士道を実践した。ナイト。
きしオルランド【騎士オルランド】
《原題、(イタリア)Orlando Paladino》ハイドンのイタリア語によるオペラ。全3幕。1782年にハンガリーのエステルハージ宮殿で初演。台本はN=ポルタ。エステルハージ家のために書いた...
きし‐しゅうどうかい【騎士修道会】
⇒宗教騎士団
きしだん‐せりょういん【騎士団施療院】
《Sacra Infermeria》マルタの首都バレッタにある建物。16世紀にマルタ騎士団の施療院として建造。聖エルモ砦に隣接し、グランド港を見下ろす高台に位置する。現在は地中海会議センターにな...
きしだんちょう‐の‐きゅうでん【騎士団長の宮殿】
《Grandmaster's Palace》マルタの首都バレッタにある宮殿。16世紀後半に、聖ヨハネ大聖堂の設計を手掛けたマルタ騎士団の設計技師ジェローラモ=カサールにより建造。現在は大統領府...
きしとしとあくま【騎士と死と悪魔】
《原題、(ドイツ)Ritter, Tod und Teufel》デューラーの版画。縦25センチ、横19センチ。馬にまたがる騎士とともに、死と悪魔の象徴が描かれる。国立西洋美術館等所蔵。
きし‐どう【騎士道】
中世ヨーロッパにおける騎士の精神的支柱をなした気風・道徳。忠誠・武勇に加えて、神への奉仕・廉恥・名誉、婦人への奉仕などを重んじた。
きしどう‐ものがたり【騎士道物語】
12〜13世紀に欧州で発達した、騎士道と貴女崇拝を主題とした物語文学の総称。韻文または散文で作られ、主にフランス・ドイツ・イギリスで、吟遊詩人たちによって弾き語りされた。
きし‐の‐やかた【騎士の館】
《Ridderzaal》オランダ南西部の都市ハーグにある宮殿。13世紀、ホラント伯フロリス5世の時代に建造されたビネンホフの中心的な建物であり、19世紀以降、国会議事堂となった。