スカルラッティ【Scarlatti】
(Alessandro 〜)[1660〜1725]イタリアの作曲家。多数のオペラ・オラトリオなどを作曲し、イタリア‐オペラの完成に貢献した。 (Domenico 〜)[1685〜1757]イ...
せん‐げんどう【銭玄同】
[1887〜1939]中国の言語学者。本名、銭夏。浙江省呉興の人。日本に留学し、章炳麟(しょうへいりん)に師事。帰国後は国立北京高等師範などで教える。五・四文化革命に参加し、胡適らと「新青年」を...
ソロモン【Solomon】
イスラエル王国第3代の王。在位、前961ころ〜前922ころ。ダビデ王の子。通商を振興して経済を発展させ、エルサレムに神殿や宮殿を建設、いわゆる「ソロモンの栄華」を現出したが、国民は重税に苦しみ、...
ソーマ【Rabban Bar Sauma】
[1220ころ〜1294]元の大都(北京(ペキン))生まれの、キリスト教ネストリウス派の僧。エルサレムへの巡礼を志し、1287年、イル‐ハン国から使節として出発。コンスタンチノープル・ローマを経...
ぞうき【増基】
平安中期の歌人。天暦(947〜957)のころの比叡山の僧と伝えられる。号、庵主(いおぬし)。歌は「後拾遺集」「新古今集」などにみえる。家集「増基法師集(庵主)」。生没年未詳。
タッソ【Torquato Tasso】
[1544〜1595]イタリアの詩人。ルネサンスからバロック期にかけて活躍。叙事詩「解放されたエルサレム」、牧歌劇「アミンタ」。タッソー。
たつの‐ゆたか【辰野隆】
[1888〜1964]フランス文学者・随筆家。東京の生まれ。辰野金吾の長男。東大でフランス文学を講じ、門下から渡辺一夫・小林秀雄らが輩出。著「ボオドレエル研究序説」「忘れ得ぬ人々」など。
だっ‐き【妲己/妲妃】
「妲」は字(あざな)。「己」は姓。中国、殷(いん)の紂王(ちゅうおう)の寵妃(ちょうひ)。淫楽・残忍を極め、王とともに周の武王に殺害された。 性悪で人に害を与える女。「—のお百」
ダニエル【Daniel】
旧約聖書「ダニエル書」の主人公。前6世紀初め、バビロンの捕囚とされたイスラエルの青年貴族の一人。卓越した預言の才能をもち、異教徒の中でイスラエルの信仰を守り、迫害と戦った信仰の勇者。→バビロン捕囚
ダニエル【John Frederic Daniell】
[1790〜1845]英国の化学者。ダニエル電池などを発明。