そ‐まんじゅ【蘇曼殊】
[1884〜1918]中国、清末・民国初期の詩人・文学者。横浜に生まれ、母は日本人。名は玄瑛(げんえい)、字(あざな)は子穀。曼殊は僧号。革命運動に参加。辛亥(しんがい)革命後は幻想的作風を示し...
そん‐こう【孫康】
中国、晋代の学者。京兆(陝西(せんせい)省)の人。家が貧しく油が買えないため、雪あかりで読書したという故事で知られる。→蛍雪
ゾンバルト【Werner Sombart】
[1863〜1941]ドイツの経済学者・社会学者。経済体制の概念を確立して、経済社会の全体的把握を試みた。著「近代資本主義」「三つの経済学」など。
たい‐ぎょう【戴顒】
[378〜441]中国、南北朝時代の宋の学者。銍(しつ)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は仲若(ちゅうじゃく)。官の召請を辞し、隠者として過ごした。荘子の大旨を述べ、「逍遥(しょうよう)論...
たい‐しん【戴震】
[1723〜1777]中国、清の思想家・考証学者。休寧(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は慎修、また東原。江永に学び、銭大昕(せんだいきん)に認められ、「四庫全書」纂修官となった。音韻・訓詁...
たい‐せい【戴聖】
中国、前漢の学者。梁(りょう)(河南省)の人。字(あざな)は次君。叔父の戴徳(たいとく)を大戴とよぶのに対し、小戴とよぶ。「礼」を后蒼に学び、現在の「礼記(らいき)」である「小戴礼」49編を作っ...
たい‐とく【戴徳】
中国、前漢の学者。梁(りょう)(河南省)の人。字(あざな)は延君。甥(おい)の戴聖(たいせい)を小戴とよぶのに対し、大戴とよぶ。戴聖とともに「礼」を后蒼(こうそう)に学び、「大戴礼(だいたいれい...
タイラー【Edward Burnett Tylor】
[1832〜1917]英国の人類学者。初めて文化の概念を確立し、諸文化の比較研究を可能とした。また、宗教の起源をアニミズムであるとし、進化説を展開。人類学の父とよばれる。著「原始文化」「人類学」など。
タウシッグ【Frank William Taussig】
[1859〜1940]米国の経済学者。ハーバード大学教授。正統学派を継承し、国際貿易や関税に関する研究に多くの業績を残した。著「合衆国関税史」「経済学原理」など。
タウンズ【Charles Hard Townes】
[1915〜2015]米国の物理学者。レーダー研究からメーザーを開発、さらにレーザーを完成。1964年、ソ連のN=G=バソフ、A=M=プロホロフとともにノーベル物理学賞受賞。