コルダー【Alexander Calder】
[1898〜1976]米国の彫刻家。動く彫刻モビールを発案し、20世紀の抽象彫刻に新生面を開いた。カルダー。
コルネイチュク【Aleksandr Evdokimovich Korneychuk】
[1905〜1972]ソ連の劇作家。ウクライナの生まれで、民族色の豊かな作品が有名。作「プラトン‐クレチェット」「ボグダン‐フメリニツキー」「戦線」など。
コロンタイ【Aleksandra Mikhaylovna Kollontay】
[1872〜1952]ソ連の女流政治家・作家。十月革命後、福祉人民委員・党婦人部長などの要職につき、各国大使を歴任。性の自由を説いた小説「赤い花」のほか、婦人問題についての著作も多い。
ゴルチャコフ【Aleksandr Mikhaylovich Gorchakov】
[1798〜1883]ロシアの政治家・外交官。アレクサンドル2世の南下政策を強行し、ロシア‐トルコ戦争を起こし、いったんは領土を拡大したが、フランスなどの反対にあい、ベルリン会議でその大半を失った。
スキーン【Alexander Johnston Chalmers Skene】
[1837〜1900]米国の婦人科医。スコットランドの生まれ。ブルックリンで開業後、ロングアイランド大学病院、ニューヨーク医科大学で教授に就任。米国婦人科学会会長も務めた。スキーン腺の発見で知られる。
スクリャービン【Aleksandr Nikolaevich Skryabin】
[1872〜1915]ロシアの作曲家・ピアノ奏者。ショパンの影響を受けたピアノ曲から出発し、神秘主義思想に基づく独特な色彩をもつ神秘和音を創始。作品は多数のピアノ曲のほか交響曲「法悦の詩」など。
セラフィモービチ【Aleksandr Serafimovich】
[1863〜1949]ソ連の小説家。本姓ポポフ(Popov)。その作「鉄の流れ」は社会主義リアリズムの一典型とされる。
ソルジェニーツィン【Aleksandr Isaevich Solzhenitsïn】
[1918〜2008]ソ連・ロシアの小説家。スターリニズムおよびソビエト政府に批判的な作品を発表。1970年ノーベル文学賞受賞。1974年に国外追放されたが、1994年帰国。作「イワン=デニーソ...
ダルゴムイシスキー【Aleksandr Sergeevich Dargomïzhskiy】
[1813〜1869]ロシアの作曲家。ロシア国民楽派の一人。ロシア語の抑揚を生かした朗唱様式を完成し、ムソルグスキーらに大きな影響を与えた。歌劇「ルサルカ」「石像の客」など。
チャヤーノフ【Aleksandr Vasil'evich Chayanov】
[1888〜1939ころ]ソ連の農業経済学者。協同組合主義者で、小農主義理論を展開したが、反革命の罪で逮捕・処刑された。著「小農経済の原理」「農民ユートピア国旅行記」。