ザイデル【Philipp Ludwig von Seidel】
[1821〜1896]オーストリアの数学、天文学者。恒星・遊星の光度を研究、また、光学機器を数理的に研究。「ザイデルの五収差」で知られる。
シドニー【Philip Sidney】
[1554〜1586]英国の詩人・政治家・軍人。文武にすぐれ、ルネサンスの理想的人物像の典型とされた。小説「アルカディア」、ソネット集「アストロフェルとステラ」、「詩の擁護」など。
シャイデマン【Philipp Scheidemann】
[1865〜1939]ドイツの政治家。社会民主党に所属。ドイツ革命に際して共和制の成立を宣言。共和国初代首相となったが、ベルサイユ条約に反対して辞職。ナチス政権成立で亡命。
シーボルト【Philipp Franz Balthasar von Siebold】
[1796〜1866]ドイツの医者・博物学者。1823年、オランダ商館の医師として来日。長崎に鳴滝塾を開設、診療と教育とに当たり、日本の西洋医学発展に影響を与えた。シーボルト事件により1829年...
フィリップ【Philippe】
(2世)[1165〜1223]カペー朝第7代のフランス王。在位1180〜1223。ルイ7世の子。司法行政組織を改革して中央集権化を達成、カペー王朝の最盛期をつくった。第3回十字軍に参加。また、...
フィリッポス【Philippos】
(2世)[前382〜前336]マケドニア王。在位、前359〜前336。アレクサンドロス大王の父。前338年、ボイオティア北西部のカイロネイアにおける戦いでギリシャ連合軍を破って全ギリシャを統一。...
メランヒトン【Philipp Melanchton】
[1497〜1560]ドイツの人文主義者・神学者。ルターの宗教改革運動の最大の協力者として、プロテスタント教義の体系化に寄与。著「神学綱要」「アウクスブルク信仰告白」など。
リラダン【Philippe Auguste de Villiers de L'Isle-Adam】
[1838〜1889]フランスの小説家・劇作家・詩人。精神主義に立って物質万能の社会を風刺。短編集「残酷物語」、長編「未来のイブ」「トリビュラ=ボノメ」、戯曲「アクセル」など。ビリエ=ド=リラダン。
ルンゲ【Philipp Otto Runge】
[1777〜1810]ドイツの画家。フリードリヒとともにドイツ‐ロマン主義絵画を代表。「朝」などの神秘的・象徴的作品のほか、肖像画にもすぐれた。
ロス【Philip Roth】
[1933〜2018]米国の小説家。1959年、ユダヤ系米国人の若者を描いた「さようならコロンバス」でデビューし、全米図書賞を受賞。その後も数多くの作品を発表し、米国を代表する小説家として活躍し...