カニッツァーロ【Stanislao Cannizzaro】
[1826〜1910]イタリアの化学者。ローマ大教授。1860年、アボガドロの仮説を実証し、原子量・分子量決定の方法を確立した。また、アルデヒドの不均化反応を発見したことでも知られる。カニッツァロ。
キューブリック【Stanley Kubrick】
[1928〜1999]米国の映画監督。雑誌社のカメラマンなどを経て映画界に入る。芸術性を追求し、問題作を世に送り出した。クラーク原作の「2001年宇宙の旅」はSF映画の金字塔とされる。他に「現金...
キルケゴール【Søren Aabye Kierkegaard】
[1813〜1855]デンマークの思想家。ヘーゲル哲学の影響を受けるが、その思弁的合理主義に反対して主観主義の立場をとった。また、人間実存の真理は「あれかこれか」の選択、融和しがたい対立にあると...
しょうまん‐ぶにん【勝鬘夫人】
《(梵)Śrīmālā》インド舎衛国の波斯匿(はしのく)王の娘。阿踰闍(あゆじゃ)国の王に嫁した。父に勧められ深く仏法に帰依したので、仏が示現して説法したという。その内容が勝鬘経とされる。
スパルタクス【Spartacus】
[?〜前71]古代ローマの奴隷反乱の指導者。共和政末期の前73年、カプアの剣奴養成所から反乱を起こし、ローマ軍を破って一時は南イタリアを制圧したが、クラッススに鎮圧され、敗死した。スパルタカス。
スロンツァン‐ガンポ【Sroṅ-btsan sgam-po】
⇒ソンツェンガンポ
ソンツェン‐ガンポ【Sroṅ-btsan sgam-po】
[581?〜649]古代チベット王国(吐蕃(とばん))を建設した王。チベット高原の諸族を初めて統一して国家体制を確立。妃としたネパールの王女と唐の文成公主によって仏教が伝えられた。スロンツァン=...
プーマ【Souvanna Phouma】
[1901〜1984]ラオスの政治家。王族の出身で、中道派の指導者。1945年、独立を宣言した臨時抗戦政府に参加。統一政府樹立後、五度にわたって首相を務めた。
ボールドウィン【Stanley Baldwin】
[1867〜1947]英国の政治家。保守党の指導者。1923年から1937年まで三度首相を務め、社会・経済政策に尽力。
レム【Stanisław Lem】
[1921〜2006]ポーランドのSF作家。科学的な知識と想像力を結び合わせた作風で、世界的な人気作家として活躍した。作「ソラリスの陽のもとで」「虚数」など。