アレント【Hannah Arendt】
[1906〜1975]米国の女性政治学者・哲学者。ドイツ生まれ。のちに米国に亡命。著「全体主義の起源」で、ナチズムとボリシェビズムなど、全体主義成立の原因を考究。他に、「イェルサレムのアイヒマン...
ウェーゲナー【Alfred Lothar Wegener】
[1880〜1930]ドイツの気象・地球物理学者。1912年に大陸移動説を提唱。3回にわたりグリーンランドを探検し、遭難死。著「大陸と海洋の起源」。ウェゲナー。
えがみ‐なみお【江上波夫】
[1906〜2002]考古学者・東洋史学者。山口の生まれ。東大教授・上智大教授・古代オリエント博物館館長。アジアの民族・文化形成史、東西文化交渉史を研究。日本国家の起源について、騎馬民族説を唱え...
えがみ‐ふじお【江上不二夫】
[1906〜1982]生化学者。東京の生まれ。東大教授。核酸の構造・機能を研究し、日本における分子生物学を育てた。有機化学の分野でも業績があり、国際生命の起源学会会長などを務めた。著「生化学」「...
エンゲルス【Friedrich Engels】
[1820〜1895]ドイツの思想家・革命家。マルクスと科学的社会主義を創始。「ドイツ‐イデオロギー」「共産党宣言」を共同で執筆。マルクス死後は、社会主義運動に参加しつつ、その遺稿を整理して「資...
オパーリン【Aleksandr Ivanovich Oparin】
[1894〜1980]ソ連の生化学者。生命の起源に関する研究に貢献。また世界平和擁護委員など社会活動でも貢献。著「生命の起源」。
ガモフ【George Gamow】
[1904〜1968]米国の物理学者。ロシア生まれ。トンネル効果によるα(アルファ)粒子説明や宇宙の起源の考察など、多くの業績を残す。また、原子物理学などに関する解説書を多数著し、「不思議の国の...
タイラー【Edward Burnett Tylor】
[1832〜1917]英国の人類学者。初めて文化の概念を確立し、諸文化の比較研究を可能とした。また、宗教の起源をアニミズムであるとし、進化説を展開。人類学の父とよばれる。著「原始文化」「人類学」など。
ダーウィン【Charles Robert Darwin】
[1809〜1882]英国の博物学者。進化論を提唱。1831年から5年にわたりビーグル号の世界一周航海に加わり、動植物や地質を調査。1858年にA=R=ウォーレスと連名で進化論について発表。翌年...
テーヌ【Hippolyte Adolphe Taine】
[1828〜1893]フランスの歴史家・批評家・哲学者。コントの実証主義を文学・芸術・歴史の研究に適用し、文化は人種・環境・時代の三条件で決定されると主張。著「芸術哲学」「現代フランスの起源」など。