保守的立場から強権的に改革を断行しようとする政治指導者のこと。白色革命家。
[補説]米国の元国務長官
キッシンジャーがドイツの
ビスマルクに関する
著書『White Revolutionary: Reflections on Bismarck』(1968年刊)で
使用した
表現。ビスマルクは、
鉄血政策によってドイツ
統一を
実現させるとともに、巧みな外交手腕で近隣諸国と同盟関係を結び、ビスマルク
体制と呼ばれる比較的安定した国際関係を
構築した。このように
権力の側から
改革を成し遂げたビスマルクを、
赤旗に
象徴される共産主義革命と
対比して、白い革命家と
表現した。