えり‐つき【襟付き】
1 衣服に襟がついていること。また、その衣服。 2 着物を重ねて着たときの襟元のようす。 3 《江戸時代、重ね着のできるのは裕福であったところから》懐ぐあいのよいこと。金持ち。「—になびく君ぢゃ...
襟付(えりつ)きが厚(あつ)・い
《襟元の厚さ薄さで貧富を判断したところから》金持ちである。襟が厚い。
えり‐つけ【襟付け】
1 着物の襟を縫いつけること。襟肩から襟先へ襟をつけていく手順。 2 首や襟に濃くつける油入りのおしろい。
えり‐つ・ける【彫り付ける】
[動カ下一][文]ゑりつ・く[カ下二]刻みつける。ほりつける。「正面に、葛飾郡永代築地と—・け」〈鏡花・葛飾砂子〉
エリテマトーデス【(ドイツ)Erythematodes】
顔面などに生じる紅斑(エリテマ)を主症状とする疾患。膠原病(こうげんびょう)の一。急性で全身がおかされるものと、慢性で皮膚に限局して円形の紅斑が現れるものとがある。紅斑性狼瘡(ろうそう)。→全身...
エリトリア【Eritrea】
アフリカ北東部、紅海に面する国。正称、エリトリア国。首都アスマラ。イタリア領から1962年にエチオピアに統合されたが、1993年独立。人口、550万(2017/アフリカ開発銀行)。
えり‐と・る【選り取る】
[動ラ五(四)]《「えりどる」とも》「選び取る」に同じ。よりどる。「妙に—・って揃えたもんだな」〈鏡花・婦系図〉
エリトロース【erythrose】
アルドースに分類されるテトロースの一。二つの不斉炭素元素をもつ。異性体にトレオースがある。ペントースリン酸回路の代謝中間体。D-エイトロースが希少糖として利用される。化学式C4H8O4
えり‐どめ【襟止(め)/襟留(め)】
1 和服の襟の合わせ目が乱れないように、襟に留める金具。 2 ブローチ。
えり‐どり【選り取り】
好きなものを選び取ること。よりどり。