すす‐ばな【洟】
鼻水。また、それをすすること。「—ヲ垂ラス」〈日葡〉
すす‐ば・む【煤ばむ】
[動マ五(四)]すすで黒くなる。すすける。「壁が—・んでいる」
すす‐びょう【煤病】
植物の枝や葉、果実に銹病菌(さびびょうきん)などがついて、黒くすすけたようになる病害。
すす・びる【煤びる】
[動バ上一][文]すす・ぶ[バ上二] 1 汚れてすす色になる。すすける。「天井、畳は直ぐに—・びて来た」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉 2 聞きなれて古くなる。聞き古す。「某(それがし)が短句、公(き...
すす‐ぶ・る【煤ぶる】
[動ラ五(四)]すすで汚れて黒ずむ。すすける。すすぼる。「—・りたる大黒天、或は仁王等の彫像を見」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
ススペ【Susupe】
マリアナ諸島、サイパン島南西岸の都市。北マリアナ連邦の主都。日本統治時代にサトウキビやコーヒーの集散地として発展。第二次大戦後、政府機関の建物が集まるシビックセンターが建てられた。同島唯一の淡水...
ススペ‐こ【ススペ湖】
《Susupe Lake》マリアナ諸島、サイパン島南西部の湖。同島唯一の淡水湖であり、日本統治時代に製糖工場の水源として利用された。
すす‐ぼ・ける【煤ぼける】
[動カ下一]すすで汚れたり古くなったりして黒ずむ。「古綿のような毛並の—・けた白犬」〈風葉・青春〉
すす‐ぼこり【煤埃】
すすのまじったほこり。
すす‐ぼ・る【煤ぼる】
[動ラ五(四)]「煤ぶる」に同じ。「其処(そこ)ら—・りて余りあかるからず」〈鏡花・化銀杏〉