ながい‐なおむね【永井尚志】
[1816〜1891]幕末期の幕臣、維新期の官吏。三河奥殿藩主松平乗尹(まつだいらのりただ)の子。名は「なおゆき」とも。旗本永井尚徳の養子となり、長崎海軍伝習所総督、初代外国奉行、初代軍艦奉行を...
ながいながいおいしゃさんのはなし【長い長いお医者さんの話】
《原題、(チェコ)Velká pohádka doktorská》チェコの劇作家・小説家、チャペックによる童話。1932年刊行の童話集「九つのお話」に収録されている。挿絵は実兄ヨーゼフによるもの。
ながいながいねむり【長い長い眠り】
結城昌治の長編推理小説。昭和35年(1960)刊行。
ながいながいペンギンのはなし【ながいながいペンギンの話】
いぬいとみこの児童文学作品。南極に暮らすペンギンの兄弟、ルルとキキの冒険を描く。昭和32年(1957)刊行。同年、第11回毎日出版文化賞受賞。
長居(ながい)は恐(おそ)れ
長居をすると、ろくなことはない。長居は相手の迷惑となると戒める語。
ながい‐ひょうすけ【長井兵助】
江戸時代の歯医者。代々浅草蔵前に住み、歯の治療のかたわら大道で居合抜きを見せて人を集め、家伝の歯磨きや陣中膏蟇(がま)の油を売った。
ながいみち【長い道】
柏原兵三の長編小説。昭和44年(1969)刊。太平洋戦争末期、都会からの疎開児と土地の子供たちとの葛藤を描いた自伝的作品。藤子不二雄Ⓐにより「少年時代」のタイトルで漫画化、その後篠田正浩監督によ...
ながい‐みちこ【永井路子】
[1925〜2023]小説家。東京の生まれ。本名、黒板拡子(くろいたひろこ)。正確な時代考証と鋭い現代的感覚を併せ持つ歴史小説で、多くの読者を得る。「炎環」で直木賞受賞。他に「雲と風と」「北条政...
長(なが)い目(め)で◦見(み)る
現状だけで判断を下さず、気長に将来を見守る。「新人の成長を—◦見る」
なが‐いも【長芋/長薯】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。塊根は長い棒状になるほか、形は品種によりさまざま。葉は矢じり形で先がとがり、葉のわきにむかごをつける。雌雄異株。夏に白い小花が穂状に咲く。中国の原産。芋を...