どんかんなせいねん【鈍感な青年】
丸谷才一の短編小説。「文学界」誌、昭和61年(1986)1月号に掲載。
どんかん‐りょく【鈍感力】
⇒スルースキル [補説]渡辺淳一の2007年の著書名。同年に小泉純一郎が、目先の支持率などにとらわれない政治姿勢を強調する発言のなかで引用し、一般に広く知られるようになった。
どん‐き【鈍器】
1 切れのにぶい刃物。 2 凶器となりうる、こん棒・れんがなどのような、固くて重みのあるもの。「—で頭を殴打される」
どん‐くさ・い【鈍臭い】
[形][文]どんくさ・し[ク]まだるい。まがぬけている。「旧式で—・い機械」
どん‐げ【鈍げ】
[形動ナリ]にぶくて気がきかないさま。おろかなさま。また、のろくさいさま。「ええ—な」〈浄・重井筒〉
どん‐こ【鈍甲】
1 カワアナゴ科の淡水魚。川・池・沼にすみ、全長約15センチ。体形はハゼ形で頭部は扁平。体色に変異が多い。本州中部以南に分布。美味。いしぶし。 2 チチブ・カジカ・イタチウオの別名。
どん‐こう【鈍行】
急行に対して、普通列車・普通電車をいう語。
どん‐こん【鈍根】
《「どんごん」とも》生まれつき頭の働きがにぶいこと。また、そのような性質。⇔利根(りこん)。「我々—のものが…考えも纏(まと)まらないうちに」〈中島敦・悟浄歎異〉
どんこん‐そう【鈍根草】
ミョウガの別名。
どん‐さい【鈍才】
頭の働きがにぶいこと。また、その人。