りく‐りょう【陸梁】
[名](スル)勝手気ままにあばれまわること。跳梁。「攻守同盟を結び、俄仏の—を禦ぐが如き」〈東海散士・佳人之奇遇〉
りく‐ろ【陸路】
陸上のみち。また、陸上の交通路を使って目的地へ行くこと。「—をとる」⇔海路/空路
りく‐きょう【陸橋】
⇒りっきょう(陸橋)
りっ‐きょう【陸橋】
1 道路や鉄道線路などの上にかけた橋。りくばし。 2 地殻変動や海面低下のために大陸や島がつながり、生物が移動できるようになった細長い陸地。更新世の氷期にアラスカ・シベリア間に存在したベーリング...
りっ‐こう【陸行】
[名](スル)陸路を行くこと。⇔水行(すいこう)。「夜の明けぬ中に船を上って—するに若(し)くはなし」〈福沢・福翁自伝〉
ろく【陸/碌】
[名・形動] 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)正常なこと。まともなこと。満足できる状態であること。また、そのさま。まとも。「—な品物がない」「—に休みもとれない」 2 (陸)土地や物の面の...
ろく【陸】
⇒りく
ろく‐しゃく【六尺/陸尺】
1 輿(こし)や駕籠(かご)を担ぐ人足。駕籠舁(かごかき)。「—十二人すぐりて、小さき家のありくがごとし」〈浮・一代男・五〉 2 下僕。下男。「あとなる—目に角を立てて」〈浮・永代蔵・一〉 3 ...
ろく‐じ【陸地】
平らな土地。また、りくち。「海は傾きて—をひたせり」〈方丈記〉
ろく‐すっぽ【陸すっぽ/碌すっぽ】
[副]《「ろくずっぽ」とも》あとに打消しの語を伴って、物事を満足になしとげていないさまを表す。ろくに。ろくすっぽう。「—聞きもしない」 [補説]「碌」は当て字。