1. 口から出る息。気息

  1. ものの言い方。くちぶり。口吻 (こうふん) 。

    1. 相手の—を快く思わなかった」〈漱石道草

昆虫などの動物の口部にある、えさを捕らえ、咀嚼 (そしゃく) するための器官総称

おおやけのもの。公共のための機関。「新聞社会の—である」

鉄道線路の軌間が標準軌間の1435ミリより広いもの。日本では1067ミリ軌間狭軌というのに対し、それより広いものをさすことが多い。「—鉄道」→狭軌

  1. ひかりかがやくこと。かがやき。「—を放つ」

  1. 名誉。ほまれ。「—ある伝統

ちょうどよい時期。よいころあい。「あゆ釣りの—」

物事をするのにちょうどよい機会。チャンス。「千載一遇の—を逃す」

[名](スル)
  1. 本文のあとに書き記すこと。また、そのもの。あとがき。「編集—」

  1. その文章よりあとの方に書くこと。「詳細は—したとおり」

  1. 後世に残る記録

    1. 名将の御前にて紛れもなく討ち死にして—に留めよや」〈太平記・三二〉

後日のよろこび。

一定の期間を二つまたは三つに分けたうちの、あとのほうの期間。「江戸—の文学」⇔前期

日本書紀記述により、神武天皇即位の年(西暦紀元前660年にあたる)を元年とする紀元。現在一般には用いられない。

天皇が国家を統治する基礎

「深く—の安危を憂い」〈染崎延房・近世紀聞〉

中国共産党中央委員会の機関誌。1958年創刊。中ソ論争・文化大革命などの際、常に路線闘争の先鋒となった。88年廃刊。

よいかおり。「甘い—を放つ」

学校風紀。「—が乱れる」

学校のしるしとして定めた旗。

降伏の意思を相手方に知らせる旗。普通は白旗。

中国の聖祖(康熙帝時代年号。1662〜1722年。

《「綱」は太いつな、「紀」は細いつなの意》国家を治める大法と細則。また、一般規律。「—の乱れを正す」

[名](スル)
  1. 勢いが盛んになること。また、盛んにすること。

    1. 民権を—し」〈福沢文明論之概略

  1. 奮いたつこと。

    1. 人民をして観感—せしむることは」〈中村訳・西国立志編

重量をはかる器具。はかり。

大きな事業の基礎大業のもとい。

邦家の経緯、王化の—なり」〈・序〉

広々として澄み渡った大気

「八面皆碧色なる—にして」〈鴎外訳・即興詩人

[名・形動]度量が広くて意志が強いこと。また、そのさま。
[名・形動]珍しいことや未知のことに対して強く興味をもつこと。また、そのさま。「—な目つき」
[名・形動]
  1. 身分家格などが高く貴いこと。また、そのさま。「—の出」「—な家柄

  1. 人柄などに、気品のあるさま。「—な精神の持ち主」

  1. 値段が高くて貴重なこと。また、そのさま。「—な薬」

[名]高貴織り」の略。

畑に種をまいたり田に苗を植えたりする前に、鋤あるいは耕耘機 (こううんき) トラクターなどを用いて作土を掘り起し、土壌反転・攪拌すること。

[名](スル)航空機や宇宙船などから降りること。「途中—」⇔搭乗

出典:青空文庫

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