出典:gooニュース
【速報】鎌倉末期から室町時代制作、磨崖仏の石造品盗まれる 滋賀県甲賀市の「滝の脇磨崖石仏群」
市教委によると、盗まれたのは、鎌倉時代末期から室町時代にかけ彫られたとされる「滝の脇磨崖石仏群」を構成する円盤形(直径約40センチ、高さ8センチ)の石造品。表面には不動明王を意味する梵字の「吽(うん)」が彫られているという。
相模原市 2件を文化財指定 室町時代の絵画など〈相模原市中央区〉
相模原市教育委員会は4月1日付けで室町時代の絵画1件、工芸品1件を市指定有形文化財に指定した。絵画「紙本著色飯縄権現像(しほんちゃくしょくいづなごんげんぞう)」は飯縄権現の躍動感ある姿を的確に捉えた表現力、洗練された彩色など優れた技術により描かれたもので、中世の津久井地域における飯縄信仰を具体に示している。個人所有で相模原市立博物館に寄託された。
もっと調べる
むろまちじだい【室町時代】
足利 (あしかが) 氏が京都室町に幕府をおいて政権を保持した時代。尊氏 (たかうじ) が幕府を開いた延元元年=建武3年(1336)から15代将軍義昭が織田信長に追放される天正元年(1573)に至る約240年間。また、元中9=明徳3年(1392)の南北朝合一までを南北朝時代、応仁元年(1467)応仁の乱勃発以降を戦国時代とよぶこともある。足利時代。
むろまちどの【室町殿】
京都市上京区にあった足利将軍家の邸宅。3代将軍足利義満が天授4=永和4年(1378)に造営。庭に多くの花を植えたので花の御所の名がある。 室町幕府。また、その将軍。
むろまちばくふ【室町幕府】
延元元年=建武3年(1336)足利尊氏 (あしかがたかうじ) が京都に開いた武家政権。鎌倉幕府の制度をほぼ継承し、15世紀の後半、応仁の乱で無力化して戦国時代を招き、天正元年(1573)15代将軍義昭が織田信長に追放されて滅亡。3代将軍義満が京都室町に造営した室町殿にちなむ名称。足利幕府。 [補説]将軍は次の15人。第1代 足利尊氏第2代 足利義詮第3代 足利義満第4代 足利義持第5代 足利義量第6代 足利義教第7代 足利義勝第8代 足利義政第9代 足利義尚第10代 足利義稙第11代 足利義澄第12代 足利義晴第13代 足利義輝第14代 足利義栄第15代 足利義昭