いただき【頂き/戴き】
《動詞「いただく」の連用形から》 1 勝負事などで、勝ちが自分の手に入ることが確かであること。「この試合は—だ」 2 「いただきもち」「いただきもちい」の略。
いただき‐だち【戴き立ち】
酒食のもてなしを受けてすぐ席を立つこと。「—で甚だ勝手なんですが」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉
いただき‐ます【戴きます】
[連語]食事を始めるときのあいさつの言葉。
いただき‐もち【戴き餅】
円く平たくした糝粉(しんこ)の餅をくぼめ、小豆餡(あずきあん)をのせたもの。4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に供えた。
いただき‐もちい【戴き餅】
平安時代、幼児の幸福を願って行う公家の儀式。また、そのとき用いる餅。年初の吉日などに、子供の頭に餅を三度触れさせて、前途を祝った。「正月一日、坎日(かんにち)なりければ若宮の御—のこと停(と)ま...
いただき【頂き▲戴き】
この勝負はいただきだThis game'll be an easy win for me./This game is going to be mine.
いただきもの【頂き物▲戴き物】
a gift; a presentメロンは岡さんからの頂き物ですThe melon is a gift from Mr. Oka.
いただく【頂く▲戴く】
I〔上に載せる〕have ((a hat)) on; wear ((a hat, a crown));be crowned [capped] ((with))雪を頂く山々snowcapped m...
いただけない【頂けない▲戴けない】
君の考えはいただけないねI can't agree with your idea./I can't accept your view.この酒はちょっといただけないI don't think I ...
たいかんしき【戴冠式】
((hold)) a coronation (ceremony)
たい‐きとう【戴季陶】
[1891〜1949]中国の政治家。四川省の生まれ。名は伝賢。号は天仇。日本に留学後、革命運動に入り、孫文の死後は国民党右派の領袖。国民政府委員・考試院長を歴任。著「日本論」など。タイ=チータオ。
たい‐ぎょう【戴顒】
[378〜441]中国、南北朝時代の宋の学者。銍(しつ)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は仲若(ちゅうじゃく)。官の召請を辞し、隠者として過ごした。荘子の大旨を述べ、「逍遥(しょうよう)論...
タイ‐チータオ【戴季陶】
⇒たいきとう(戴季陶)
たい‐てんきゅう【戴天仇】
⇒戴季陶(たいきとう)
たい‐とく【戴徳】
中国、前漢の学者。梁(りょう)(河南省)の人。字(あざな)は延君。甥(おい)の戴聖(たいせい)を小戴とよぶのに対し、大戴とよぶ。戴聖とともに「礼」を后蒼(こうそう)に学び、「大戴礼(だいたいれい...