こん【根】
1 物事に飽きずに耐えうる力。気力。根気。「精も—もつきはてる」 2 《(梵)indriyaの訳。機関・能力の意》仏語。作用を起こす力。生命活動や感覚の原動力。感覚のもとになる眼・耳・鼻・舌・身...
こん【根】
[音]コン(呉)(漢) [訓]ね [学習漢字]3年 〈コン〉 1 植物のね。物のねもと。「根茎・根菜/塊根・球根・草根・毛根」 2 物事のもと。「根拠・根元・根底・根本/禍根・基根・病根・無根...
こん‐あつ【根圧】
根が地中から吸収した水を地上の茎や葉に押し上げる圧力。道管内の水を押し上げる根の圧力。
こん‐いん【根因】
根本の原因。
こん‐おん【根音】
和音の基礎となる音。転回などしない基本位置における三和音の一番下の音。
こうんきょのないひぼうちゅうしょう【根拠のない誹謗中傷】
groundless [unfounded] defamation
こん【根】
1〔根気〕根をつめて勉強するconcentrate on studying/put all one's efforts into one's studies最近根が続かなくなったRecently...
こんかぎり【根限り】
根限り努力するwork as hard as one can
こんかん【根冠】
〔植物の〕a root cap
こんかん【根幹】
I〔根と幹〕the root and the trunkII〔物事の大本〕a basis ((複 -ses));the root彼らの政策の根幹を究明したかったHe wanted to stud...
こん【根】
[共通する意味] ★物事をねばり強く続けていく気力。[英] patience[使い分け] 「根気」「根」は、ずっと続けていくという点に重点があり、「忍耐力」は、耐える、我慢するという点に重点があ...
こんき【根気】
[共通する意味] ★物事をねばり強く続けていく気力。[英] patience[使い分け] 「根気」「根」は、ずっと続けていくという点に重点があり、「忍耐力」は、耐える、我慢するという点に重点があ...
こんきょ【根拠】
[共通する意味] ★頼り、支えとするところ。[使い方]〔根拠〕▽根拠のない推論▽何を根拠にそんなことを言うのか▽そのように考える十分な根拠がある〔典拠〕▽この引用文の典拠はあの文献だ▽典拠を明示...
こんきょち【根拠地】
[共通する意味] ★活動のよりどころとする場所。[英] a base[使い方]〔拠点〕▽この辺りに拠点を二、三か所確保する必要がある▽戦略上の重要な拠点〔本拠〕▽昔海賊がこの島を本拠にした▽本拠...
こんげん【根源】
[共通する意味] ★物事が生じる最初のこと。[英] the beginning; the origin[使い方]〔始まり〕▽争いの始まりはささいな事だった▽兄弟は他人の始まり〔始め〕▽会うは別れ...
ねぎし‐えいいち【根岸英一】
[1935〜2021]化学者。満州の生まれ。有機化合物の合成で、リチャード=ヘックが確立したヘック反応をクロスカップリング反応に応用した根岸カップリングを開発した。平成22年(2010)、ヘック...
ねぎし‐きちたろう【根岸吉太郎】
[1950〜 ]映画監督。東京の生まれ。ポルノ作品を手がけたのち一般映画に転じる。代表作「遠雷」「探偵物語」「雪に願うこと」など。
ねぎし‐やすもり【根岸鎮衛】
[1737〜1815]江戸後期の江戸町奉行。在任は足掛け18年にも及び、名奉行とされる。著「耳嚢(みみぶくろ)」。
ねづ‐かいちろう【根津嘉一郎】
[1860〜1940]実業家。山梨の生まれ。東武鉄道をはじめ多くの事業を発展させたほか、文化事業にも関心をいだき、武蔵高等学校(武蔵大学の前身)を創立。没後、収集品の寄付によって東京青山に根津美...
ねもと‐つうめい【根本通明】
[1822〜1906]幕末・明治の漢学者。出羽の人。号、羽嶽・健斎。名は「みちあき」とも。秋田藩校で教え、維新後は東大教授。考証学・易学に精通した。著「周易復古筮法」「論語講義」「老子講義」など。