しょう‐にん【聖人】
《(梵)āryaの訳》 1 智慧(ちえ)が広大で、慈悲深い人。 2 徳の高い僧。また、高僧の尊称。上人(しょうにん)。
せい‐じん【聖人】
1 高い学識・人徳や深い信仰をもつ、理想的な人。聖者。 2 儒教で、理想的な人とする尭(ぎょう)・舜(しゅん)・禹(う)や殷(いん)の湯王、周の文王あるいは孔子などをいう。 3 カトリック教会で...
せいじん‐くんし【聖人君子】
知識や徳の優れた、高潔で理想的な人物。「—のような振る舞い」
聖人(せいじん)に夢(ゆめ)なし
《「荘子」大宗師から》聖人は悟りの境地にあり、雑念に煩わされないから、安眠することができて夢など見ない。
聖人(せいじん)は物(もの)に凝滞(ぎょうたい)せず
《「楚辞」漁父から》聖人は時勢を知って自然に身を処し、物にこだわらない。