出典:gooニュース
同性婚東京訴訟、原告側が上告 「違憲」判断も、請求棄却に不服
同性婚を認めない民法や戸籍法の規定は憲法違反だとして、同性カップルら7人が国に1人当たり100万円の損害賠償を求めた東京第1次訴訟で、原告側は8日、規定を「違憲」と判断した上で請求を退けた10月の東京高裁判決を不服として上告した。 全国5地裁に起こされた計6件の同種訴訟で、高裁段階の判決は3月の札幌に続き2件目で、いずれも違憲となった。
同性婚訴訟、原告ら上告=違憲判断も「不十分」―東京
東京高裁は法の下の平等などに反して違憲としたが、婚姻の自由については判断を示さず、賠償も認めなかった。上告後に記者会見した原告の小川葉子さん(61)は「まだまだ不十分な点があると思っている。最高裁でもう少し踏み込んだ判断を期待したい」と話した。
[社説]同性婚否定 再び「違憲」 国会の怠慢への警告だ
同性婚を認めない民法などの規定について、東京高裁は「違憲」との判断を下した。今年3月の札幌に続き、高裁レベルで2例目となった。 同種の訴訟は札幌地裁を皮切りに計6件起こされ、地裁では5件が「違憲」「違憲状態」と判断された。
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