出典:gooニュース
原油先物は反落、関税合戦で世界経済・エネ需要に懸念
Yuka Obayashi[東京 13日 ロイター] - アジア時間の原油先物は反落。米ガソリン在庫が予想以上に減少したことを好感する一方、関税合戦の激化が世界の経済成長やエネルギー需要に及ぼす影響を巡る懸念が重しとなった。
原油先物は小幅続伸、ドル安が支援材料 関税影響に懸念続く
ANZのシニア商品ストラテジスト、ダニエル・ハインズ氏は経済見通しの軟化にもかかわらず、原油価格は安定的にプラスを維持しているとし、「原油に対する短期的な需要が引き続き強いことを示している」と述べた。ドル指数は11日に0.5%下落し、年初来安値を更新した。一方、原油市場にも影響する米国株式はこの日にも下落した。
原油価格、中国需要懸念と世界経済が圧迫へ ビトルCEO
ヒューストンで開かれているエネルギー業界の国際会議「CERAWeek(セラウィーク)」で、「ここ2、3カ月にわたり、中国の需要懸念や世界の国内総生産(GDP)が原油価格をやや脅かしている」と述べた。
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