出典:gooニュース
原油先物、4カ月ぶり高値近辺 対ロ制裁の影響を見極め
ウエストパックのコモディティ・カーボン戦略責任者、ロバート・レニー氏は、新たな制裁措置によりロシアの日量80万バレルの原油輸出が「長期間」影響を受ける可能性があると指摘。北海ブレントは1バレル=85ドル近くになる可能性があるとの見方を示した。同氏はまた、石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国で構成するOPECプラスの減産延長にも言及した。
中印、原油の代替サプライヤー模索 米の対ロ制裁強化で
市場関係者によると、中国の石油精製大手ユーロン石油化学はこれまでロシア産原油を購入していたが、週末にはフランスのエネルギー大手トタルのトレーディング部門からアブダビ産原油400万バレルを購入した。トレーダーらによると、同社はここ数週間、アンゴラとブラジルの原油も購入しており、西アフリカとカナダからさらに原油を購入する協議を行っている。
原油価格、5カ月ぶり高値 米国のロシア制裁強化で供給懸念
13日の米ニューヨーク商業取引所で、原油価格の指標となる「米国産WTI原油」が一時、1バレル=79ドル台まで値上がりし、約5カ月ぶりの高値をつけた。米政府がロシアの原油輸出への制裁強化を発表したことで、供給懸念が広がり値上がりした。 終値は、前週末より2.25ドル(2.94%)高い1バレル=78.82ドルだった。終値でも5カ月ぶりの高値だ。値上がりは3営業日連続。
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