あか‐しろつるばみ【赤白橡】
1 古代・中世の染め色の名。茜(あかね)と櫨(はじ)とで染めた、赤に黄みが加わった色。禁色(きんじき)の一。赤色(あかいろ)。 2 襲(かさね)の色目の名。表が蘇芳(すおう)で裏が縹(はなだ)の...
せき【赤】
[音]セキ(漢) シャク(呉) [訓]あか あかい あからむ あからめる [学習漢字]1年 〈セキ〉 1 あか。あかい。「赤色・赤熱・赤飯・赤面・赤血球/発赤」 2 まじりけがない。ありのまま...
へいばんがた‐けいようし【平板型形容詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のない形容詞。「あかい○(赤い)」「むずかしい○(難しい)」など。形容詞のうち少数。近年では、修飾語として名詞の前にある場合(「あかい○服」「むずかしい○...
あがい【贖ひ/購ひ】
《平安時代ごろまでは「あかい」》つぐない。あがない。「酒、くだものなど取り出ださせて—せん」〈宇治拾遺・一一〉
ミケーネ‐ぶんめい【ミケーネ文明】
前16世紀から前12世紀にかけて、ミケーネを中心に栄えた、エーゲ文明後期の青銅器文明。北方からのアカイア人がクレタ文明の影響を受けて形成、ギリシャ文明の先駆をなしたが、ドリス人の侵入によって滅亡...
こうとうりょくしゅ【紅灯緑酒】
歓楽街・繁華街の華やかなことの形容。また、歓楽と飽食の享楽生活のたとえ。▽「紅灯」はあかいともしび。繁華街などの華やかな明かりをいう。「緑酒」は緑色に澄んだ酒。質のよい美酒をいう。「緑酒紅灯りょくしゅこうとう」ともいう。
たんしょてっけい【丹書鉄契】
天子が功臣に与えた、鉄に朱で書いた誓文せいもんのこと。▽「丹」はあか、深いあかいろ。「鉄契」は功臣に賜る鉄製の割り符。これに消えないように朱で書いて功臣に与え、本人やその子孫が罪を犯したとき、減免される証あかしとなった。
ばんりょくいっこう【万緑一紅】
あたり一面の緑の草むらの中に開く紅あかい花一輪の意で、平凡な多くのものの中に、一つだけすぐれたものがあること。また、特に多くの男性の中に一人女性がいること。また、その女性。