あき‐の‐いろ【秋の色】
秋らしい風物の感じ。秋光。秋景色。《季 秋》「—ぬかみそつぼもなかりけり/芭蕉」
あきのいろくさ【秋色種】
長唄。弘化2年(1845)初演。大名の南部利済(なんぶとしなり)が、作曲者を困らせようとして作った歌詞に、10世杵屋六左衛門が曲をつけたものという。
あき‐の‐うなぎつかみ【秋の鰻掴】
ウナギツカミのうち、秋に花が咲くもの。あきのうなぎづる。
あきのうみ‐せつお【安芸ノ海節男】
[1914〜1979]力士。第37代横綱。広島県出身。本名、永田節男(たかお)。入幕後初の春場所で双葉山の70連勝を阻止し、一躍英雄となる。引退後、年寄不知火(しらぬい)を経て藤島を襲名。→第3...
あき‐の‐おうぎ【秋の扇】
1 秋になって使わなくなった扇。あきおうぎ。 2 《漢の宮女、班婕妤(はんしょうよ)が君寵を失った自分を秋の扇にたとえて詩を作った故事から》男の愛を失って捨てられた女のたとえ。団雪(だんせつ)の扇。