あゆ【鮎/年魚/香魚】
サケ目アユ科の淡水魚。全長20〜30センチ。体は細長く紡錘形で、脂びれをもつ。背側は緑褐色、腹部は銀白色、胸びれ上方に黄金色の斑紋がある。秋、川の中流域で産卵。稚魚は海へ下って越冬し、春、川を上...
あゆ【東風】
「あいのかぜ」に同じ。「英遠(あを)の浦に寄する白波いや増しに立ちしき寄せ来—をいたみかも」〈万・四〇九三〉
あ‐ゆ【阿諛】
[名](スル)顔色を見て、相手の気に入るようにふるまうこと。追従(ついしょう)。「—迎合」
あゆ【鮎】
丹羽文雄の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和7年(1932)、「文芸春秋」誌に発表。作品集は昭和10年(1935)刊。
あ・ゆ【肖ゆ】
[動ヤ下二]似る。あやかる。「長き契りにぞ—・えまし」〈源・帚木〉
あゆ【×阿×諛】
flattery阿諛する flatter ((a person)) ⇒おべっか
あゆ【×鮎】
an ayu; a sweetfish
あゆみ【歩み】
I1〔歩くこと〕walking歩みを止めたHe 「came to a halt [stopped (walking)].2〔足並み,歩調〕a pace歩みを早めるquicken one's pa...
あゆみより【歩み寄り】
⇒あゆみよる(歩み寄る)両国の歩み寄りで合意に達したAn agreement between the two countries was reached through 「mutual conc...
あゆみよる【歩み寄る】
I彼女はその車に歩み寄ったShe walked [stepped] up to the car.II〔互いに譲歩する〕compromise; make a compromise; make mu...
あいかわ‐よしすけ【鮎川義介】
[1880〜1967]実業家。山口の生まれ。久原房之助の義兄。日産自動車・日立製作所などを傘下に収める、日産コンツェルンを築く。戦後は、参議院議員として政界にも進出。あゆかわぎすけ。
あゆかわ‐てつや【鮎川哲也】
[1919〜2002]推理作家。東京の生まれ。本名、中川透。本名のほか那珂川(なかがわ)透などの名義で作品を発表。昭和31年(1956)「黒いトランク」から現筆名を使用する。他に「黒い白鳥」「憎...
あゆかわ‐のぶお【鮎川信夫】
[1920〜1986]詩人・評論家。東京の生まれ。本名、上村隆一。「荒地」創刊に参加。作詩と詩論の両面にわたり、戦後詩の代表者の一人となる。