いち‐もう【一望】
唯一の希望。また、ある希望。「心中忽(たちま)ち—を生じ来り」〈織田訳・花柳春話〉
いち‐もう【一毛】
1 ひと筋の毛。転じて、きわめて軽いもの。わずかのもの。「九牛の—」 2 長さ・重さや割合などの単位。→毛(もう) 3 「一毛作」の略。
いちもう‐さく【一毛作】
同一の耕地に、年に1回作物を作ること。ひとけさく。
いちもう‐だじん【一網打尽】
《「宋史」范純仁伝から》一度打った網でそこにいる魚を全部捕らえること。転じて、一味の者を一度に全部捕らえること。「密輸グループを—にする」
いち‐もく【一目】
[名](スル) 1 ただちょっと見ること。一見。「—して状況を把握する」 2 ひとめに見渡すこと。一望。「洛陽の平原は—の中に落ちて」〈蘆花・思出の記〉 3 碁盤上の一つの目。また、1個の碁石。...
いちもうさく【一毛作】
a single cropこの地方では米の一毛作を行っているThey raise [grow] (only) a single crop of rice in this district.
いちもうだじん【一網打尽】
麻薬密輸団は一網打尽に(逮捕)されたThe drug [narcotics] smugglers were all rounded up.
いちもく【一目】
1〔一見〕一目瞭然りょうぜんであるIt's clear at a glance./It's quite obvious./It is as clear as day.2〔碁〕一目置く〔一石置く〕...
いちもくさん【一目散】
一目散に逃げるrun for one's [dear] life/run away at full speed
いちもくりょうぜん【一目瞭然】
⇒いちもく(一目)1
いちもく【一目】
[共通する意味] ★一度、またはちょっと見ること。[英] a look[使い方]〔一目〕(ひとめ)▽一目でその家が気に入った▽実物を一目見てから決める▽一目惚(ぼ)れ〔一見〕スル▽一見に値する絵...
いちもくりょうぜん【一目瞭然】
[共通する意味] ★事柄がはっきりとしているさま。[英] evident[使い方]〔判然〕(名・形動(たる・と))▽論旨が判然としない〔歴然〕(形動(たる・と))▽歴然とした足跡〔一目瞭然〕(形...
いちもつ【逸物】
[意味] 多くの中で群を抜いてすぐれているもの。「いちぶつ」ともいう。[使い方]〔逸物〕▽十分に訓練を受けた逸物の猟犬▽黒鹿毛の逸物に鞍を置く
いちもん【一門】
[共通する意味] ★親族関係にある人々をひとまとめにいう言い方。[英] kin[使い方]〔一族〕▽彼の家は一族の団結が強い▽一族が力を合わせて事業を興した〔一門〕▽わが家では毎年正月に一門が集ま...
いちもうだじん【一網打尽】
ひと網であたりのすべての魚や鳥獣などを捕らえること。転じて、犯人などをひとまとめに捕らえること。▽『呂氏春秋りょししゅんじゅう』異用いようにある、四面に網を張り、四方からの獲物をすべて捕らえようと祈っている呪師じゅしの故事を踏まえたものか。「打尽」はここでは捕り尽くす意。「打」は動詞の上につけて動作を表す助字。「…する」の意。
いちもうふばつ【一毛不抜】
非常に物惜しみすること。非常にけちな人、利己的な人のたとえ。自分の毛一本も抜こうとしない意から。▽「一毛」は一本の毛。ごくわずかなもののたとえ。「一毛いちもうも抜ぬかず」と訓読する。
いちもくじゅうぎょう【一目十行】
書物などを速く読む力がすぐれていることのたとえ。一目見ただけで、すぐに十行分を読むことができる意から。▽「一目」は「ひとめ」とも読む。
いちもくりょうぜん【一目瞭然】
一目見ただけで、はっきりとわかるさま。一目で明らかにわかるさま。▽「瞭然」ははっきりしているさま。「瞭」は「了」とも書く。
いちもんいっとう【一問一答】
一つの質問に対して、一つの答えをすること。また、質問と答えを繰り返すこと。質疑応答や問題集などの一つの形式。