うち‐ふ・す【打(ち)伏す/打ち臥す】
[動サ五(四)] 1 顔を物の上に伏せる。「芳子は机の上に—・して居る」〈花袋・蒲団〉 2 からだを横にする。床に寝る。「—・したところでほんの風邪とか腹下しとかで二三日すれば大概癒った」〈虚子...
うち‐ふだ【打(ち)札】
1 花札などで、手の内から出す札。 2 立て札。高札(たかふだ)。「彼の寺に参り給ひたりけるに、書き置き給へる—あり」〈盛衰記・三九〉
うちふ‐づめ【打(ち)歩詰(め)】
将棋で、禁じ手の一。持ち駒の歩を王将の頭に打って詰ませること。→突き歩詰め
うち‐ふ・る【打(ち)振る】
[動ラ五(四)]振り動かす。しきりに振る。「小旗を—・る」
うち‐ふ・る【打ち古る】
[動ラ上二]古くさいものとして無関心な態度をとる。顧みないでいる。「いかで、さつれなく—・りてありしならむ」〈枕・八六〉