おお‐じ【大路】
《古くは「おおち」》幅の広い道路。町中の大きな道。大通り。「都—」⇔小路(こうじ)。「あをによし奈良の—は行き良けどこの山道は行き悪(あ)しかりけり」〈万・三七二八〉
おお‐じ【祖父】
《「おおちち(大父)」の音変化》 1 父母の父。そふ。⇔祖母(おおば)。「春宮の御—」〈源・桐壺〉 2 年をとった男。じじい。「難波(なには)の里に、—とうばと侍り」〈伽・一寸法師〉
おお‐じか【大鹿/麋】
1 大きな鹿。 2 ヘラジカ・ワピチ・アカシカの別名。
おお‐じかけ【大仕掛(け)】
[名・形動]仕掛けや仕組みが大きいこと。また、そのさま。大がかり。大規模。「—な実験設備」
おおじ‐が‐ふぐり【螵蛸】
《老人のふぐり(陰嚢)の意》カマキリ類の卵鞘(らんしょう)。卵塊が褐色の泡状の物質に包まれたもの。球状または棒状で、秋、小枝などに産みつけられる。