お‐ざ【御座】
1 「座席」「座敷」の美化語・尊敬語。 2 浄土真宗で、説教・法座をいう尊敬語。
お‐ざかり【男盛り】
おとこざかり。「梯立(はしたて)の倉椅(くらはし)川の石(いは)の橋はも—に我が渡してし石の橋はも」〈万・一二八三〉
御座(おざ)が醒(さ)・める
1 一座の興が薄らぐ。座が白ける。 2 興味がなくなる。
おざ‐がわり【御座替(わ)り】
茨城県つくば市にある筑波山神社で、陰暦4月1日と11月1日に行われる祭り。4月に親神が里に下って子神が山に登り、11月はその逆になるといわれる。
おざき【尾崎】
姓氏の一。 [補説]「尾崎」姓の人物尾崎一雄(おざきかずお)尾崎紅葉(おざきこうよう)尾崎士郎(おざきしろう)尾崎放哉(おざきほうさい)尾崎秀樹(おざきほつき)尾崎秀実(おざきほつみ)尾崎雅嘉(...
おざしき【▲御座敷】
1⇒ざしき(座敷)2〔宴会〕a drinking partyお座敷がかかる〔芸者などに〕be called in;〔出席するようさそわれる〕be invited
おざなり【▲御座成り】
おざなりの perfunctoryおざなりに in a perfunctory mannerおざなりの返事a perfunctory replyおざなりを言う〔その場に合わせて〕adjust o...
おざなりなきす【おざなりなキス】
a halfhearted [perfunctory] kiss
おざなりなちょうさ【おざなりな調査】
a perfunctory investigation
おざなりなやりかた【おざなりなやり方】
a perfunctory manner
おざき‐かずお【尾崎一雄】
[1899〜1983]小説家。三重の生まれ。志賀直哉に師事。ユーモラスな独自の筆致の昭和期の代表的な私小説家。「暢気眼鏡(のんきめがね)」で芥川賞を受賞。他に「虫のいろいろ」「あの日この日」など...
おざき‐こうよう【尾崎紅葉】
[1868〜1903]小説家。東京の生まれ。本名、徳太郎。別号、十千万堂(とちまんどう)など。山田美妙らと硯友社を興し、「我楽多文庫(がらくたぶんこ)」を発刊。泉鏡花・徳田秋声など多くの門人を世...
おざき‐しろう【尾崎士郎】
[1898〜1964]小説家。愛知の生まれ。国士的情熱と正義感にあふれた作品が多い。作「人生劇場」「天皇機関説」など。
おざき‐ほうさい【尾崎放哉】
[1885〜1926]俳人。鳥取の生まれ。本名、秀雄。波乱に富んだ生活の中で、独自の自由律の句境を確立した。句集「大空(たいくう)」。
おざき‐ほつき【尾崎秀樹】
[1928〜1999]文芸評論家。台湾台北市の生まれ。兄秀実(ほつみ)の処刑されたゾルゲ事件を追った「生きているユダ」「ゾルゲ事件」で知られる。中国文学や大衆文学の研究・評論など幅広い分野で活躍...