おに‐おい【鬼追い】
⇒追儺(ついな)
おにおう‐どうざぶろう【鬼王団三郎】
浄瑠璃や歌舞伎などの曽我物に登場する二人の人物の略称。曽我兄弟に仕えた鬼王新左衛門と、その弟の団三郎(道三郎)のこと。
おに‐おこぜ【鬼鰧/鬼虎魚】
カサゴ目オニオコゼ科の海水魚。全長約20センチ。目が突出し、口は大きくて上を向き、頭部は凹凸が激しい。うろこはない。背びれのとげの基部に毒腺があり、刺されると痛い。本州中部以南に分布し、生息深度...
おにおしだし【鬼押出】
群馬県西部、浅間山の北斜面に広がる溶岩。天明3年(1783)の大噴火の溶岩流が固まったもので、南北約5.5キロメートル、東西1〜2キロメートル。巨岩・奇岩が重なり、高山植物がみられる。名は、火口...
おに‐おどし【鬼威し】
事八日(ことようか)や節分に鬼を脅すため軒先に立てた飾り物。長いさおの先にざるをつけ、それにヒイラギまたはシキミの葉をつける。