のたうち‐まわ・る
[動ラ五(四)]苦しみもがいてころげまわる。「激痛に—・る」
のた‐う・つ
[動タ五(四)]《「ぬたうつ」の音変化》苦しみもがく。苦痛でころげまわる。「不意の胃痛に—・つ」
のた‐く・る
[動ラ五(四)] 1 からだをくねらせてはう。うねって動く。「みみずが—・る」 2 文字などを乱暴に書く。「ノートの端にメモを—・る」
のたば‐く【宣ばく】
《「のたぶ」のク語法》「のたまわく」に同じ。「白ひげの上ゆ涙垂り嘆き—」〈万・四四〇八〉
のた・ぶ【宣ぶ】
[動バ四]《動詞「の(宣)る」に「た(賜)ぶ」の付いた「のりたぶ」の音変化》「言う」の尊敬語。おっしゃる。「雨は降る去ねとは—・ぶ笠は無し」〈梁塵秘抄・二〉