かさ‐の‐だい【笠の台】
《頭を笠をのせる台と見立てて》人の首。
笠(かさ)の台(だい)が飛(と)・ぶ
首を斬られる。打ち首になる。「お前この銀取ると—・ぶぞえ」〈浄・歌祭文〉
笠(かさ)の台(だい)の生(い)き別(わか)れ
《「笠の台」は、笠をかぶせる台ということから、人の首の意》首を斬られて頭と胴とが別々になること。打ち首になること。「悪く邪魔立てひろぐが最期、—の生き別れ」〈伎・小袖曽我〉
かさの‐はら【笠野原】
鹿児島県、大隅半島中央部にあるシラス台地。鹿屋(かのや)市と肝属(きもつき)郡肝付(きもつき)町にまたがる。東西10キロメートル、南北14キロメートル、標高30〜170メートル。肝属川上流の支流...
かさ‐のり【傘海苔】
カサノリ科の緑藻。南西諸島の海岸の潮だまりに群生。高さ4〜6センチ。柄の上部に緑色の傘をつけ、下部に仮根をもつが、1個の細胞からなる。