かも‐の‐いれくび【鴨の入れ首】
相撲で、正対した相手の首を上から抱え、自分の首を相手の小脇(こわき)に差し入れて組み、からだを反らして倒す技。
鴨(かも)の浮(う)き寝(ね)
鴨が水に浮いたまま寝ていること。物事が落ち着かなくて、不安なことのたとえ。
かも‐の‐くらべうま【賀茂の競馬】
陰暦5月5日(現在は6月5日)京都の上賀茂神社の境内で行われる競馬の神事。かもけいば。
鴨(かも)の脛(はぎ)
短いもののたとえ。
かも‐の‐はし【鴨嘴】
1 単孔目カモノハシ科の原始的な哺乳類。体長約45センチ、尾長約15センチ。鴨に似たくちばしをもち、体は太く黒褐色、四肢は短く、足に水かきが発達。尾は扁平。河川の堤に長い穴を掘ってすみ、卵を産み...
かも‐の‐すえたか【加茂季鷹】
[1754〜1841]江戸後期の国学者・歌人。京都の人。本姓は山本。号、雲錦。上賀茂神社の神官。著「万葉集類句」など。
かも‐の‐ちょうめい【鴨長明】
[1155〜1216]鎌倉前期の歌人。通称、菊大夫。名は「ながあきら」とも読む。京都下鴨神社禰宜(ねぎ)の家に生まれ、のちに社司に推挙されたが実現せず、失意のうちに出家。山城国日野の外山(とやま...
かも‐の‐まぶち【賀茂真淵】
[1697〜1769]江戸中期の国学者・歌人。遠江(とおとうみ)の人。岡部氏。号、県居(あがたい)。荷田春満(かだのあずままろ)に学び、国学四大人の一人といわれる。田安宗武に仕え、広く古典を研究...