きくじどう【菊慈童】
周の穆王(ぼくおう)に愛された侍童(じどう)。罪を犯して南陽郡酈県(れきけん)に流され、その地で菊の露を飲んで不老不死の仙人になったという。 謡曲「枕慈童(まくらじどう)」の観世流における名称。
きく‐じゃく【菊尺】
菊の花の寸法を測るための尺度。また、その物差し。1尺は曲尺(かねじゃく)の6寸4分(約19センチ)に相当。きくざし。
きく‐じゅつ【規矩術】
さしがねを用いて、建物の垂木(たるき)などの構造部の実形を立体幾何学的に求め、直接木材に作図する方法。規矩法。
きく‐じゅんじょう【規矩準縄】
《「孟子」離婁上から。「準」は平をはかるみずもり、「縄」は直をはかるすみなわ》物事・行動の規準になるもの。法則。規則。手本。
きく‐じん【鞠訊/鞫訊】
[名](スル)罪を調べ問いただすこと。鞠問(きくもん)。