くくり【括り】
1 ひもなどでくくること。 2 複数のものを一つの範疇にまとめること。ひとまとめ。枠。「すべての事故を業務上過失とする—には無理がある」「生活習慣病という—には入らない」 3 最後のまとめ。しめ...
くくり‐あ・げる【括り上げる】
[動ガ下一][文]くくりあ・ぐ[ガ下二]しっかりと縛って、ずり落ちないようにする。また、きつく縛りつけて、動かないようにする。「祭り半纏(ばんてん)の袖をたすきで—・げる」
くくり‐あご【括り顎】
肉づきがよくて二重になったあご。「—の円い顔」〈荷風・あめりか物語〉
くくりお‐の‐はかま【括り緒の袴】
裾に通した緒で裾口をくくるようにした袴。指貫の古い形とされる。
くくり‐ざる【括り猿】
四角な布に綿を縫い込み、四隅を足として1か所に集めてくくり、頭をつけて猿の形に作ったもの。江戸時代に流行し、幟猿(のぼりざる)に用いた。また、遊郭などで客の足止めをするまじないにした。